新潟県山古志。県内第2の都市長岡から車で約30分の所に秘境はあります。
人口890人・高齢化率51%。小さなこの地域には毎年県内外から3万人以上の観光客が訪れます。錦鯉や牛の角突き、一面の棚田に棚池。それと中越大震災での全村避難を乗り越えた経験と想い。この地域には形のない特別が溢れています。
22年間都会暮らしだった移住女子ワダナツ(28)が、実際に生活して感じたこと「秘境での暮らしはだいたい普通で、ちょっと特別」。
観光誌には載っていない秘境でのリアルな暮らしを覗いてみませんか?
3月中旬頃。雪から窓を守る落とし板を外したら、長かった冬もようやく終わりの気配が。雪解けとともに、みんながソワソワしだすのは山菜採りなど楽しいことが待っているのを知っているから。雪が多い山古志では、田植えが始まるのはGW前後。鏡のように景色がキレイに棚田に映る写真を撮ることができる貴重な時期!「薬師の陵」では、芝桜が満開になる。
夏はしっかり暑いのが、山古志。日中のじめじめした暑さも、日が暮れると一気に冷える。この寒暖差を活かしたのが特産品の「かぐらなんばん」。爽やかな辛さが特徴の野菜は、ビールにもよく合う!師匠を見つけて、枝豆やナスなど夏野菜を育ててみるのも、楽しいかも。8月13日から16日の間は、あちらこちらで盆行事が。集落ごとで微妙に違う盆踊りを覚えるのも通。
少しずつ冬の気配が。山古志が発祥と言われている錦鯉の品評会があったり、お米の掴みどりが熱い産業まつりがあったり、イベントが盛りだくさんな時期。毎年、11月3日に最後の取り組みをする牛の角突きは、MCあっちゃんとFMながおかアナウンサーの掛け合いが見どころ。
早い年だと10月下旬に初雪が降る。本格的に降る11月中旬までには、タイヤを替えたり落とし板をしたりして冬支度をはじめる。畑や田んぼ、鯉に牛。忙しい山古志の父ちゃん母ちゃんたちが、比較的家にいてつかまりやすいのは、この時期!手まりや鍋敷きなど伝統工芸を習ういい機会。
今の暮らし、ここでもできます!
毎年4m近く積もる雪。
山の中いたるところに集落がある様子に「こんな所にまで家が建っているのね」とよく驚かれます。山古志は中山間地であり、特別豪雪地帯。
でも
日中はデスクワークをして、金曜の夜には友達と呑み会だってする。もちろん、あなたが望めば畑も始められます。仙人のような暮らしぶりを期待していた方、ごめんなさい。
田舎暮らしもそれ以外もいいとこ取りできる、それがやまこし暮らしの魅力です。
7:30 ゴミ出し
いつもの道が写真スポット。感動して目も覚める。
セロトニンを放出して今日も始まる。
8:00 腹ごなし
ご近所さん宅でちょっと腹ごなし。
山遊びの前に、おにぎりを頂く。
ポッケにチョコを入れていざ、山へ!
12:00 荷づくり
「実家に送ってやりなよ」と採れた山菜とおまけの野菜を
いただいたので、箱に詰めて「採れたて野菜パック」を親に送る♪
10:00 宅配受取
ネット通販の翌日お届けも、なんとちゃんと翌日に届く!
11:00 買い物
新潟を代表するキャンプ用品を扱う地元の
おしゃれアウトドア店で友達の誕プレ購入
12:00 ランチ
おしゃれキャンプ飯で友人とランチ♡んまー
8:15 お隣、小千谷市の会社まで車で出勤
いつもの道が写真スポット。感動して目も覚める。
セロトニンを放出して今日も始まる。
12:00 農家レストラン多菜田でお昼ごはん
午後からのリモートワークに向け、山古志の美味しいもので腹ごしらえ。地元のお母さんたちの「がんばってるね」の声掛けで、エネルギーをチャージ♪
13:00 プレゼンの準備
今日は天気がいいので、おらたるの中庭でプレゼンの練習。長岡産の牛乳を使ったアイスクリームをおやつにいただきながら、抜群の景色で仕事もはかどる。
15:00 プレゼンの本番
山古志の景色を背景に、プレゼンもぐっと心を掴んで無事終了。プライベートトークをしていたら商談相手が、あまやち会館のテントサウナに興味を持ってくれた。今度、家族で貸切るって!次の仕事につながりそうで嬉しい流れ〜。
社名 | 有限会社 山清コーポレーション |
勤務地 | 〒947-0205 新潟県長岡市山古志虫亀3373-1 |
仕事内容 | ・地域内の浄化槽点検 ・ごみ収集 ・NPOが運営するコミュニティバスの運転 |
シフト制(週休二日) | 勤務体制 |
問合せ先 | TEL:0258-59-2304 |